1:2014/05/17(土) 03:20:31.23 ID:
広島カープの快進撃が続いているが、その赤ヘル打線の象徴が、4番のブラッド・エルドレッドだ。
打率.347、12本塁打、39打点。打点はセ・リーグトップ、本塁打もバレンティンに抜かれて現在は、
2位となっているが、一時、3冠だった。パイレーツ時代に4番を打った経験もあるが、
メジャーでの実績は、ほとんどなく(通算本塁打は15本)、2012年のシーズン途中に広島に入団すると、
その年は、65試合で11本塁打を放つが、昨年は、4月に巨人の菅野の死球で骨折して戦線離脱。
その後も成績が低迷したが、クライマックスシリーズに向けては、調子を上げて、最終的には、
66試合で打率.247、13本塁打、32打点の不完全燃焼の結果で終わった。
首筋の涼しかった助っ人は、なぜ覚醒したのか。昨年オフにフロントは
、野村監督にエルドレッドの去就についての相談をしている。契約も切れ、そのまま、
再契約は見送りましょうか?」の打診である。一塁にはキラがいて、エルドレッドのレフト守備は危なっかしく、
守備固めの選手が一人必要になる。それにしては打撃は物足りない。それでも野村監督は
「もう1年だけ残して欲しい」と応えた。春先は骨折で出遅れたが、「慣れれば絶対に日本野球に対応できる。
なにしろ、これだけまじめに懸命な姿でプレーする外国人選手は珍しい」という野村監督なりの確信があったのである。
野村監督は、ほぼマンツーマンに近い形でエルドレッドの改造に着手した。
洗脳をかけたのは、ボールの見極めについてである。
内角の低め、外角の低めというウイークポイントのボールに手を出さないことを徹底したのだ。
選球眼という部分を意識すると、自然と、ヒッティングポイントが近くなる。
そのことが、広角打法による高打率と、本塁打の量産につながっている。

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【【野球】広島・エルドレッドの覚醒は 名将による洗脳のおかげだった】の続きを読む